万葉食 貴族の御膳(静岡)

                   
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【約1300年前の貴族の食事 万葉食】
今から1200~1300年前、万葉集が詠まれた時代の食事を、みなさんは想像したことがあるでしょうか?
万葉集をひもとくと、多くの植物や動物が詠まれたうたが登場します。そして、浜北ゆかりのうたが4首あります。そこで、浜北地域の女性グループによる浜北万葉食研究会「月草の会」は、1998年から万葉食の研究に乗りだしました。
当時の食事については、万葉集を中心とした書物や、発掘された遺跡の出土品、木簡から知ることができます。どのような内容だったのか、古代の味はどのようなものだったのか…。材料や調理方法を研究し、当時の食生活を再現することを目指して調べていくと、貴族たちがとても豪華な食事をしていたことに驚かされました。
例え完全に再現しても、食べる人がいなくては意味がない、現代人の口に合うためにはどうしたら良いのか。月草の会のメンバーが研究を重ねた結果、『万葉食 貴族の御膳』が完成しました。化学調味料を一切使わず、極力当時の味を再現しております。

【季節の食材をふんだんに】
春は鯛の醤酢、夏は鰻の蒲焼き、秋には日干し年魚醤煮…。季節を意識し、旬の食材を使って「万葉食」を作っています。また、季節限定で「まこも膳」という御膳を作っています。「まこも」は万葉集に22首詠まれ、「古事記」や「日本書紀」にも登場する、大地の主のような植物です。「まこも」の旬の時期には、まこもづくしのお膳も提供しています。

★浜北区「万葉の森公園」にある「万葉亭」でお召し上がりいただけます
●地図・アクセス
メニュー/貴族の万葉食 1,200円、1,500円
庶民の食事 600円
※万葉食は予約制です。(原則として4人以上)
定休日/月曜日
ご予約・お問合せ先/万葉の森公園 TEL:053-586-8700(9時から17時受付)