正月祝いの献立を再現
江戸時代、岩国吉川家のお納戸と呼ばれた柳井市の豪商・小田家。
小田家に伝わる資料が多数遺されている柳井市文化資料館「むろやの園」には、正月の祝い膳の献立が遺されていました。
当時の豪商がどのようなお料理で正月の客人をもてなしていたのか?
この献立を当時の作り方にしたがって再現しました。
歴史がぎゅっと詰まった料理の数々
献立に書かれたメニューを可能な限り「当時のまま」に再現したお膳です。
当時めでたい席に出された「くわい」、人里離れた深山でのみ採れる「岩たけ」なども使用した、目にも愉しく、歴史がぎゅっと詰まったお料理の数々です。
再現するまでには、山口調理製菓専門学校の樋口稔教授や、㈱フジマの佐々木聡料理長とともに、何度も試作を繰り返し、完成に至りました。