大内御膳(山口)

                   
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平和と雅を愛した大内氏が催した京にも勝る”中世最大の宴”料理

平成大内御膳
明応九年(1500年)三月五日、室町幕府の第十代将軍だった足利義稙が山口の大内義興を訪問した際に、大内氏側は、中世最大の宴を催して歓待しました。その時の記録が『明応九年三月五日将軍御成雑掌注文』として残されています。
この記録を元に、現代に甦らせたのが「平成大内御膳」です。2010年の再現御披露目以来、市内の旅館・ホテルなどにご協力を得て、提供を続けてまいりました。当時の味を忠実に再現するため、砂糖・みりん・醤油などは一切使わず、塩や煎り酒・たれ味噌という、当時の調味料を使っていただきます。
中世最大の宴を開いた大内氏の栄華を、当時に想いをはせながらご堪能ください。

「中世最大の宴」を催した大内義興

将軍の御成に際し、大内氏側は驚くほど雅で豪華な料理を準備しました。
食文化研究家の江後迪子先生に監修いただき、湯田温泉のホテル・旅館の料理人の方々とともに、三十二献110品以上に及ぶ料理を、ほぼ全て再現し御披露目しました。大内氏館は内陸にあり、海からは遠い場所ですが、献立には海産物が多く使われており、そこからも、当時の大内義興の力が感じられます。

京を模したまちで、
京都よりも豪華なもてなしを…

同時代、京都で催された宴の記録が残っているものでも、もてなし料理は二十献が最大。それ以上の宴を、地方都市の一大名である大内氏が開いたのです。
当時の献立が記録に残っていること、食器や食材の数々まで発掘されているのは大変珍しいことですし、その宴が催された場所まで特定されています。献立は残っていても、食材や作り方の詳細までは記されていませんでしたので、江後先生、山口市文化財保護課の協力のもと、料理人達と何度も試作を繰り返し、やっと湯田温泉の各施設で提供するに至りました。

 

電  話/ 083-922-3555
住  所/山口市熊野町4-29
休館日/無

◆提供コース/予約日(営業時間)
大内弘世コース/5日前まで
大内義興コース/2日前まで
平成大内御膳弁当/5日前まで
(11:00~20:30)
◆ご予約は2名様より承ります。
◆個室をご用意いたします。

 

電  話/ 083-922-0560
住  所/山口市熊野町4-60
店休日/火曜日
座席数/32席

◆提供コース/予約日(営業時間)
大内弘世コース/5日前まで
大内義興コース/2日前まで
平成大内御膳弁当/5日前まで
(「臨水」11:00~13:30L.O)
◆ご予約は5名様より承ります。