Project Description

唐津街道御膳(からつかいどうごぜん)

 

「福岡藩主や諸国巡見使が通行した唐津街道。江戸の当時に振る舞った食を今に伝えます」

■由来
唐津街道が通る福岡城下にあった旅行運送業者の萬屋で福岡藩主参勤の出発の朝に人足たちにふるまっていたもの。
鯛そぼろ、ごぼうささがき、いとこんにゃく、錦糸卵、シイタケ、三つ葉を細かく刻み、ご飯の上にのせてだしをかけて食べる料理をベースに、
同じく唐津街道の畦町宿で蘭学者の司馬江漢が宿泊した際に出されたたまごふわふわ。
唐津街道前原宿の北を流れる泉川で採れるシジミ貝を使った汁など、江戸時代の御膳の形式に作りました。

詳細
「唐津街道御膳」は、ウォーキングツアーに参加される方限定のお食事です。
この御膳の御飯の部分だけを通常メニューで「唐津街道ランチ」というふうに組み立ててお出ししています。(御膳とは別になります。)

「萬屋で福岡藩主参勤の出発の朝~」の御飯は、実際に福岡市舞鶴にある現在は森田印刷となっているお宅へ聞き取り調査に行き、
その家で伝わっているレシピから再現したものです。
聞き取り調査は筑紫野市歴史博物館にて行い、レプリカが同館に展示されています。
「畦町宿で蘭学者の司馬江漢が食べた卵ふわふわは、『江漢西遊日記』の中で出てくるおかずです。

御膳全体の構成は、当時の本膳をベースに様々な所に伝わっていた料理を集めたものなので、これ全部を実際に食べていたかというとそうではありませんが、
献立の構成は、二日市宿庄屋の大賀文書に残っていた、文久二年福岡藩主世子の黒田慶賛が二日市宿に宿泊した時の記録をベースにしています。

この料理の復元・再現にあたって、古材の森で独自に復元し、監修したものですが、様々な文献を見る機会があって監修致しました。

■お問い合わせ先
古材の森

糸島市前原中央3-18-15
http://www.kozainomori.net/index.html
TEL 092-321-4717  FAX 092-321-4718