奥州藤原膳(岩手)

                   
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奥州藤原膳
平安時代後期、東北地方で栄華を極めた奥州藤原氏。藤原秀衡や源義経が暮らしたこの地域で、当時食されていたであろう「平安時代のお食事」を現代に甦らせた、「奥州藤原膳」。
奥州藤原時代の栄華に思いをはせならが、是非ご賞味ください。

四種器に入れた調味料「酒、もろ味、黒酢、塩」

醤油や味噌などなかった奥州平泉時代、この4つの調味料を使って、自分で好みの味にして食べていたであろうと考えられ、そのまま再現しています。
食文化研究科である永山久夫先生に監修いただき、当時の食を復元したというだけでなく、健康食としても価値あるお料理です。

取り組みは20年以上前から

20年以上前から、「歴史を食べる会」を催し、様々な時代の料理を研究・復元してきました。卑弥呼、聖徳太子、小野小町、春日局、松尾芭蕉などの時代の料理を、研究して作って、みんなで食べるという会です。永山先生のお話では、文献に基づき再現したとのことです。

 

世界遺産・平泉を感じていただく機会に

2011年に、平泉が世界遺産登録された当地では、地域の貴重な文化資源である、奥州藤原氏の料理を再現しようという意見が出て、NHKの食事に関する時代考証をされている永山先生にお会いして、教えを請いに行って始まったものです。「本物を食べたい」という要望を持つお客様にお応えして、研究を続けてまいりました。
奥州藤原時代と、世界遺産・平泉を感じていただける機会になれば幸いです。

 

 

 

 

世嬉の一酒造㈱ 蔵元レストランせきのいち
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