福井市花野谷1号墳から発掘された三角縁神獣鏡。三角縁神獣鏡といえば、誰もが一度は社会の教科書で見たことのある日本の歴史を代表するものの1つで、卑弥呼が使ったという説もあります。そんな三角縁神獣鏡をチョコレートで再現したのが「三角縁神獣鏡チョコ」。生み出したのは、福井市立郷土博物館の学芸員さんでした。
福井市郷土博物館では、三角縁神獣鏡チョコ作りを体験することもできます。食と歴史のコラボレーション、まさにココにあり!
【展示用レプリカからシリコン型を作成!】
福井市立郷土博物館で行われたワークショップで初めてお目見えした「三角縁神獣鏡チョコ」。ワークショップ開催と同時に、その完成度の高さからTwitterなどの話題をさらいました。
ワークショップの内容は、担当学芸員さんが展示用のレプリカからシリコン型を作成し、その型にチョコレートを流し込んで三角縁神獣鏡の鋳造体験をするというもの。鋳造体験だけでなく、おいしいチョコレートも味わえることから、“一度で二度おいしい”ワークショップとして好評だそうです。
【ワークショップに応募殺到!】
2013年に初回のワークショップを開催して以来、毎年応募者が増え、2016年の開催時には定員36名のところに全国から100名以上の応募があったそうです。古代歴史ファン垂涎の完成度に「食べるのがもったいない!」という声が多数聞かれます。
リンク
福井市立郷土博物館
http://www.history.museum.city.fukui.fukui.jp/
(福井市郷土歴史博物館)